パンダがいる神戸王子動物園記1714

フラミンゴのヒナちゃんが誕生しています
　　可愛く、元気に育っています。



　　　４月３０日昼ごろ、
　　抱卵中のフラミンゴが立って、巣の中の卵が見えました。
　　卵に小さい穴があり、中でヒナのくちばしの先が動いているのが見えました。
　　　（穴の中の白い点が、くちばしの先です）
　　穴だけで、ひびも割れも入っていないので、ヒナが出てくるのは半日以上かかり
　　そう、明日の朝に見られるかも？。
　


　　次の朝（５月１日）、行ってみました。
　　親が立ってくれるのを待って、立ってくれたら、卵から上半身が出たヒナが見え
　　ました。
　

　　殻からヒナを出そうと、親は一生懸命です。
　

　　下半身は出ません。
　

　　親が座ってしまいました。
　

　　２０分ほどして立ちました。
　　ヒナの下半身が出ていました。
　
　

　　次は、ヒナを立たそうと、くちばしで持ち上げています。
　


　　３日、
　　ヒナが元気でいるのを見ました。
　

　　お母さんと思われる親が巣から出ていきます。
　　お父さんと思われる親が巣に入ってきました、交代するところでした。
　
　

　　隣の巣の親と、縄張りあらそい？で、もめています。
　
　　


　　５日、
　　ヒナが立てるようになっていました。
　　

　　足もしっかりして、立っています。
　　ヒナの足は短いですが太く、親と変わらないぐらいです。
　　

　　元気に立っていると見てから、１時間ほどして行ってみたら、巣から出て
　　水の中にいました。
　　後で、見ていた人に聞いたら、歩く練習で巣の外に少し出た時に、巣が欲しい
　　他のペアに巣を取られてしまったそうです。
　　普通１～２週間は巣で過ごすのに、５日で巣立つことになってしまったのです。
　　

　　水に潜っています、生まれて５日とは思えないほどの元気な育ちです。
　

　　巣には戻れませんが巣の島に上がっていきます。
　
　


　　８日、
　　親子でお散歩中です、親は必ずヒナに付いています。
　

　　前には、通せんぼをするかのように座っている、おとなたちがいました。
　　小突いたり、噛み付いたりするのも居ますから安心はできません。
　　ヒナの後ろに親２羽がついています。
　

　　１時ごろのエサの時間です。
　　エサのオキアミがまかれています、ヒナはあっちこっち歩いたり、羽ばたきの練習
　　をしたりでした。
　
　

　　エサの後、
　　散歩の途中、親が石垣を越えて行きました。
　　ヒナもついて行きますが、小さいヒナにとって石垣越えは、大変なことです。　　
　

　　やはり小さいヒナには大仕事です、ひっくり返ってしまいました。
　
　

　　でも、すぐに起き上がっています。
　　

　　何事も無かったように。
　　小さいヒナの散歩で、石垣を超える場面を見ると、うまく越えるかな？と
　　思いながら見ていますが、半分はこんな状態で越えています。
　　


　　２６日、
　　この、５月１日に生まれたヒナはこんなに大きく育って元気です、足は黒く、
　　くちばしも曲がり始めています。
　　
　　この他、２羽目のヒナが少し遅くて５月２０日に、３羽目が２６日に誕生して
　　います、３羽とも元気に育っています。
　　５～６羽が抱卵していますし、巣待ちのペアもいるかもしれませんし、
　　これからも次々と生まれると思います、みんな元気に育ってくれますように。






　　　　　　　　　　　　明日が楽しい良い一日でありますように。